産業まつり2022に出展しました

2022年10月21日(金)から23日(日)の3日間に那覇市の奥武山公園で開催された,産業まつり2022にボタニカルコンクリートの研究について出展しました。たくさんの方々に建設材料学研究室の出展スペースに来ていただきました。

くるちの杜100年プロジェクト in 読谷 の出展時と同様に,実際に見る・触れるをできるように月桃,伐採樹木,黒木,ビール粕,古紙の5つのコースター型のプレートを展示しました。

それぞれ,処理方法が課題となっていることや,沖縄独自の植物を活かしたいという思いから研究を行なっていることをアピールしました。

普段は研究対象としてそれらの植物を見ているのですが,来場者の皆さんと研究内容の紹介をしながらお話した際に,研究だけでは分からないたくさんのアドバイスをいただきました。特に月桃や黒木に関しては来場者の方々の方が身近にあり,知識が豊富でしたので,新しく得た知識を活かして研究を進めていきたいと思います。

また,展示した5つのプレートのうち,どれが好みかについてもアンケートをとりました。1つに限らず,好きな物であればそのすべてに票を入れていただきました。

その結果,月桃 91票,伐採樹木 16票,古紙 15票,黒木 59票,ビール粕30票 の計211票いただきました。月桃の人気が圧倒的ですね。月桃や黒木の人気の理由はほとんどが「香りがいいから」とのこと。また,伐採樹木や古紙,ビール粕については,資源循環というエコの観点から票が入りました。こちらの結果も,これからの研究に役立てていきたいと思います。

足を運んでくださった方々,ありがとうございました。

我らの富山教授もこのように満足しております。

また,沖縄タイムスの記者の方から取材を受けました。10月22日(土)の朝刊に大きく取り上げていただきました。研究内容が短くまとめられていて,より多くの方に伝わったのではないかと思います。ありがとうございました。

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